自治会・町内会など地域で活動する団体がもつ「地域をもっとよくしたい!」「ちょっと困っている…」という思いに対して、京都市市民活動総合センター(しみセン)が、多様な活動を行うNPO法人をはじめとする市民活動団体を紹介し、地域をよくするために何ができるか一緒に考え取り組みます。
このWebサイトは、京都市市民活動総合センター (しみセン)が運営しています。
実施形態は、勉強会やイベントへの出演など短期的なものだけでなく、話合いなどを通じて一定期間継続して連携する場合もあります。取組内容によって市民活動団体のかかわり方は異なります。具体的には、地域団体、市民活動団体、しみセンで相談します。
*ご依頼の内容によっては、マッチングに時間を要する場合、あるいはご要望にお応えできない場合があります。
〜事例〜
毎年、地蔵盆のあとの大量のごみの始末に頭を悩ませていた町内会。そこで、NPO法人と一緒に「ごみの出ないエコな地蔵盆」に取り組みました。
飲み物は、ペットボトルをやめて保冷ジャグから各自持参したカップにお茶をついだり、リユース食器やマイ食器を使用することで、ごみは例年の3分の1以下に抑えられました。また、太陽光で動くおもちゃを披露するなど、さまざまな工夫をすることで地域住民の環境意識も高まりました。
単身高齢者の引きこもり予防を目的として開催していたサロンでしたが、同じ顔ぶれと同じ話題でマンネリ化が課題でした。そこで、地域で子ども食堂を運営するNPO法人と協力して、クラフト工作やスマートフォン教室、エンディングノートの制作講座などを開催し、地域の人たちが誰でも参加できるようにしました。
高齢者自身のコミュニケーションの幅が広がり、子どもも含めた多世代がふれあえる場になっています。
地域住民のコミュニケーションが希薄になっていることに悩む自治会。一方、同じ地域で難病支援に取り組むNPO法人は、近隣住民との関係づくりに悩んでいました。
そこで、お互いが手を組み、植物等の天然素材を用いた「新万葉染め」を楽しむワークショップを開催しました。近隣住民、難病患者ともに参加し、幅広いコミュニケーションが生まれるとともに、難病支援の理解につながる機会ともなりました。
自治会・町内会、自治連合会、体育振興会、自主防災会、老人クラブ、地域女性会、PTAほか、地域住民で構成された地縁団体(「地域団体」ともいいます)が利用できます。
よりよい地域や社会づくりをめざして、地域や社会の困りごとに目を向け、その改善や解決のために、自ら活動する団体のことです。
NPO法人はその一つですが、法人格を持たずに活動する団体もあります。
しみセンへのご相談は無料です。
具体的な実施段階になると、各種実費や市民活動団体への謝金などが発生する場合があります。これらは地域団体でご負担ください。
行政の補助金や民間財団などによる助成金の活用、寄付集めなど、財源の確保についても市民活動団体やしみセンと相談しながら、一緒に取り組みましょう。
実際に取組を進めるにあたっては、団体内、あるいは地域との合意はとても大切です。
自団体だけで合意に至るのが難しい場合は、会議の進め方や意見交換の場づくりなどもしみセンがサポートします。
京都市市民活動総合センター(通称しみセン)は、京都市内を中心に活躍するNPO・市民活動団体を総合的にサポートする拠点施設です。
さまざまな分野の市民活動団体とともに、話しあいの場づくりやコーディネートに注力し、地域や社会の課題に向き合う仕組みを市民自身が支えることができるようサポートしています。
当事業に関するお問合せやお申込みは、京都市市民活動総合センター(しみセン)にご来館いただくか下記方法にてご連絡ください。
075-354-8721 FAX:075-354-8723
開館時間:(平日) 9:00 〜 21:00 (日曜・祝日) 9:00 〜 17:00
休館日:毎月 第3 火曜日(国民の祝日にあたるときは翌日)、年末年始(12月29日 〜 1月4日)